EXHIBITIONS

粒光

2020年3月4日(水)〜4月5日(日)
→延期いたします。新しい日程は決まり次第お知らせいたします。
12:00〜19:00(金・土は20:00 まで)火曜休場

岩崎友哉 齊藤コン 高嶋文哉 成清祐太 林暢彦

武蔵野台地の端、本郷舌状台地と沖積低地のあわいにゆれる舌下の庭に、時空をつらぬく市が立つ(つ)。彼岸と此岸とが一つに合わさるその超薄の膜の上で、台地の端/庭ハニワの幽かな声が聞こえてくる……(常世浪の水粒通ふ……)

我々に共通する主題テーマの一つとして、言葉との対峙ということが言えるだろう。それが言葉のどの領域かであるにせよ、その主題は、さまざまな媒体メディアによって変奏され、あわい、あらはれ、いま、ここに滲みて、巨きなうねりとなる。

我々はそれぞれ、光(映像)、音、絵画、身体(ダンス)というメディアを使い、世界に散らばった可能態、奥行き、というものを引き出してくる、という作業を行う。これら作品群から発せられる無数の粒子たちは、遠く、近く、拡がり響き合い、時には思いもよらない場所へと我々を「導く」ということもあるだろう。

粒/光、この夢の文法で、普段の論理的価値が極度に希薄になった夢の文法、その真只中で、あいまいに溶け出すこれら場/境あわいの作品群、部屋、地、水、神田。

意識の真相(深層)が開示されるその一閃! 浮かびあがるは超言語ザーウミか、酔言シャトハか、雑音ノイズか。

世界に散らばった粒子がその独自のふる舞いをなす、このあわいの庭で、私たちは何を視、何をきくだろうか。

あぶれ出た身はその刹那、環境としてあらわれる……

出品作家プロフィール

岩崎 友哉

IWASAKI Tomoya

フォト

独学で映像制作を開始。劇映画と並行して、コマとコマの関係性に焦点をあてたgif作品や、音声と映像のどちらをも編集によって解体してゆくミュージック・ビデオ作品など、映画の原理に着目した作品を制作している。

主な作品
「盗み、こひ」(2016/2018)
「愛し合って消えてしまうもの」(ミュージック・ビデオ、2018)
「蝿は数字を持たず」(2019)
その他、演劇と映像による「Recall」(傘碧舎企画、2018)に参加など
https://vimeo.com/filmiwsk


齊藤 コン

SAITOH Con


フォト

「Mutant Dynamics」2019 ©photo by Bozzo

2016年 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業
ダンサー。生物学、武道への興味から身体の研究の道へ。動きと現象、物事の変容を身体と測る。


高嶋 文哉

TAKASHIMA Fumiya


フォト

1991年 生誕
2014年 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業
在学中より現在に至るまで複数の表現形式を用いて制作を続ける。
卒業制作『黒点群』で林あまり賞(学内アワード)を受賞。卒業後は那覇を拠点に琉球列島のフィールドを巡り知見を広める。制作の傍ら昆虫の新分布記録及び未知の生態を報告(日本甲虫学会Elytra(N.S.)/2018)。


成清 祐太

NARIKIYO Yuta


フォト

1989年 福岡県生まれ。
2014年 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業
コトバと光とを軸に、仮構された空間、時制の解体と変容、別の世界の構築を試みる。主な映像作品に『宇宙の庭』(2011年)、『失なわれた 構成的視覚』(2012年)、『重複の庭』(2014年)[以上多摩美術大学学内発表]、『水の庭』(2016年)[札幌 テンポラリースペース]等がある。


林 暢彦

HAYASHI Nobuhiko


フォト

あはひ/あらはれ awai/araware 2016

音響作家。1992年愛知県生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科中退(2015年)。近年はアルゴリズムによる音の自動生成の実験に注力している。主な仕事にコンピュータ音楽『SILENCE TRADE』シリーズ(自主制作CD-R、2018年)、清原惟監督映画『ひとつのバガテル』(PFFアワード2015、第16回TAMA NEW WAVEノミネート)音響デザイン等。
CCMC2019、TOKYO WONDER WALL 2016入選。音響による個展(space TRE、2015年)。https://nobuhikohayashi.github.io/nobuhikohayashi/

関連イベント

●齊藤コン ダンスパフォーマンス
3月14日(土)15:00/19:00
3月15日(日)15:00
3月21日(土)15:00/19:00
3月22日(日)15:00
3月29日(日)15:00
4月4日(土)15:00/19:00
4月5日(日)15:00
※全回20〜30分程度


●ライブイベント 3月15日(日)19:00〜
演奏:柳沢耕吉
ギタリスト柳沢耕吉が、生物の声の共進化をテーマにした林のサウンドインスタレーションとのセッションを試みます。

演奏者プロフィール:
柳沢耕吉(ギター奏者/作曲家)
1990年生まれ、東京/長野育ち。15歳でギターを始める。大学(千葉大学園芸学部)からジャズに傾倒。卒業後ニューヨークへ渡り、市立シティカレッジで音楽を学ぶ傍ら、様々な音楽家、芸術家と交流する中で何かが曖昧になり、以来その感覚を大切にしている。2017年に帰国、長野県在住。ジャズ、即興演奏を中心に活動している。大賞を受賞したPrix Presque Rien 2017がきっかけとなり、録音物を用いた作品も制作するようになる。


●トークイベント 3月22日(日)15:30〜17:30
出演:小林昌廣、岩崎友哉、齊藤コン、高嶋文哉、成清祐太、林暢彦
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授(表象文化論)の小林昌廣氏をゲストに迎え、出展作家とのトークイベントを行います。

ゲストプロフィール:
小林昌廣
1959年東京生まれ。医学と哲学と芸術を三つの頂点とする三角形の中心に「身体」をすえて、独特の身体論を展開。医学史・医療人類学から見た身体、古典芸能(歌舞伎、文楽、能楽、落語)から見た身体、そして現代思想とくに表象文化論から見た身体などについて横断的に考察している。各地で歌舞伎や落語に関する市民講座や公開講座などを行なっている。


●レセプションパーティー 3月22日(日)17:30〜

INFO

開場時間 12:00〜19:00(金・土は20:00まで)
休場日 火曜日
入場料 無料
アドレス 〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
TEL/FAX 03-5812-4558
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