EXHIBITIONS

PRETTY WASTE

2018年2月4日(日)〜3月11日(日)
12:00〜19:00(金・土および3月7日[水]、8日[木]は20:00まで) 火曜休場

清水将吾 高杉英男 濱田泰彰 吉岡知秋

今回私たちが企画する展覧会名は「PRETTY WASTE」です。pretty wasteつまり"沢山の廃棄物"。この言葉は私たちの作品を指し示す言葉ではなく、私たち作家が作品を生み出すまでに目をそらしている現代の出来事を指します。 そらして無視するのではなく、そのノイズを噛み締めて私たちは作品を世に生み出すきっかけとします。
現代を生きる私たちがまっすぐな眼差しと姿勢で作品を生み出すとはどういうことか? それを誠実に考え自問し、提示するための展覧会です。

出品作家プロフィール

清水 将吾

SHIMIZU Shogo

フォト

1993年 北海道出身
2016年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業

清水将吾は現実世界のあらゆるイメージ、クリシェを諸要素とした彫刻やドローイング、コラージュを制作する。彼がイメージを採り集めてくる上で主な対象となるのは、日常的な出来事、ニュース、種種様々な史実などである。それらは作品の中へとランダムサンプリングされ畳みこまれることで、社会状況の考察を試みるための装置として機能する。


高杉 英男


TAKASUGI Hideo


フォト

1993年 東京都出身
2016年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業

高杉は風化したり存在意味が変化した民衆芸術も、かつては人間の素直な欲求により作られていたことに着目し、それらを絵画または彫刻として展開させたいという動機を根底に置く。その上で制作してきたのは、染め上げられた布の上に切れ端が縫い付けられ、タペストリーの様に壁から垂れ下がる絵画作品やダンボールと蝋を用いた今にも壊れてしまいそうな彫刻が主なものである。いま実用性が無くなった芸術の持つ永遠性と空虚さに着想を得て直実にものを作るということを追求する。


濱田 泰彰


HAMADA Yasuaki


フォト

1988年 神奈川県出身
2016年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業
東京藝術大学大学院在籍中

濱田泰彰はいわゆる現実世界に属さない物と現実世界に属している物、この二つの狭間に興味をもちそれを探求している。既存の物質を部分的に別の物質に作り替える等の行為を通して、曖昧かつ無意義なものに物質を落とし込み、意識により物質が形として立ち現れる以前の状態に落とし込む。それらの行為を通して、飽和した世界から新たな次元につなげる。

吉岡 知秋

YOSHIOKA Chiaki

フォト

1990年 神奈川県出身
2016年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業

吉岡知秋は描くモチーフを空に見出す。吉岡にとって空のみが唯一変わることのない救済を与えてくれる画面なのだ。表現する際には絵画の原点である洞窟壁画を再び現在に制作することを想定し、大理石に月や星のモチーフを掘り刻む。木版画においても、どれもまるで目隠しをして削ったとも感じられるようなガタガタの表面を持つ。
それらは、もうこの世に存在しない洞窟壁画を描いた人々への吉岡なりの誠意である。

関連イベント

●オープニングパーティ 2月4日(日)17:00〜

●トークショー 2月25日(日)15:00〜16:30
「ハイパー個人主義」というテーマを出発点に、個々の作品について作家とゲストを交えトークを行います。
ゲスト:中尾拓哉 氏
美術評論家。1981年東京生まれ。
多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。
2014年に論考「造形、その消失においてーーマルセル・デュシャンのチェスをたよりに」で『美術手帖』通巻1000号記念第15回芸術評論募集佳作入選。
2017年に単著『マルセル・デュシャンとチェス』を平凡社より出版。

PHOTOS

INFO

開場時間 12:00〜19:00(金・土は20:00まで)
休場日 火曜日
入場料 無料
アドレス 〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
TEL/FAX 03-5812-4558
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