EXHIBITIONS

うちのこと

2014年7月19日(土)〜9月6日(土)
12:00〜19:00(金・土は20:00まで)火曜休場
夏季休業:8月13〜16日

あべさやか ニナ・グロッグナー ニコラ・カーカルディ ユディス・レイスナー
宮地幸 ニシコ イデ・レックマン イアン・デ・ラウター 篠田真紀子

概要
「うちのこと」"Uchinokoto -- House, Family, Inside and I --"は、オランダを拠点とした国際的に活躍をする9人の作家が多様な意味を持つ日本語「うち」という言葉を主題に東京とアムステルダムの2つの都市をまたいで制作するアートプロジェクトです。東京編では2014年7月19日から9月6日の間、akibatamabi21を拠点に作家それぞれが東京の今を観察し対話を重ねながら公開制作を行います。会期中の毎週土曜日にはワークショップを開催し、観客と創造の現場を共有し「うち」をめぐる様々な取り組みを通して作品制作を展開していきます。このプロジェクトはその後、アムステルダムへと場所を移して、11月27日から7週間、アムステルダムCBK(市立芸術文化会館)の「Uchinokoto」展にて発表されます。


コンセプト
毎時間7500人もの人々が大都市へ移動していると言われる現代。IT技術の急激な発達により加速し続けるネットワーク社会の膨大な情報の渦の中で、個人は地理的な距離を問わず、匿名性を保ちながら不特定多数の相手とコミュニケーションをとることができるようになりました。
一方で多文化の混在するオランダで生活する私たちは、直接顔を突き合わせた人間関係の中で、自分自身を知り、意見を交わす重要性に気づかされます。
日本語の「うち」は、 家・家庭・内側・内面・(地域によっては)「私」という意味があります。これらはいずれも個人のアイデンティティ形成と強い関わりがある言葉です。2011年東日本大震災の大きな転換をむかえ、個人のあり方やそのルーツについて深く向き合う経験の中で、現代の日本に生きる人々が何を大切にし、何を見つめ、何を発信しようとしているのか、9人のバックグラウンドの異なる作家が東京に滞在し、人々との直接的な対話や共同制作を通して見えてくる現代の「うち」を探求してゆきます。


ギャラリー&レクチャールーム
期間中を通して9人の作家それぞれの研究にもとづいたスケッチや写真の展示の他、立体作品の制作、パフォーマンスなどが行われ、ギャラリー内においては常に変容する展覧会が展開されます。隣接するレクチャールームにおいては毎週土曜日14時より出展作家によるワークショップ、レクチャーやアーティストトークなど、観客参加型のイベントを開催し、参加者と共に「うち」をめぐる様々な思いや考えを引き出し、新たな考察を重ねて行きます。プロジェクトの様子、イベントの詳細はウェブサイトにて随時更新していきます。
http://uchinokoto.com/


オランダについて
オランダはヨーロッパ北西部にある王国。首都をアムステルダム、行政機構の中心をデン・ハーグに置く。国土は九州の面積ほどの中に人口1650万人が住んでいる。国名が「低い土地」という言葉に由来するとおり国土の4分の1が海抜以下で、 運河や堤防作り、風車による水のくみ上げの技術開発に力を入れ、度重なる水害を乗り越えてきた歴史がある。大航海時代以降には世界的な貿易大国として成長し、鎖国下であった日本においても長崎の出島にて交易を可能にしたヨーロッパ唯一の国である。早くから国際的な発展を遂げ、世界の縮図ともいえる多種多様な人種、宗教、生活習慣の共生する多文化国家である。


「うちのこと」9人の作家について
「うちのこと」参加作家は、多摩美術大学、ヘリット・リートフェルト・アカデミー(アムステルダム)、サンドベルグ・インスティテュート(アムステルダム)、王立芸術アカデミー(ハーグ)に関わりのある美術作家です。日本、オランダ、ドイツ、イギリス出身の9人で構成されたこのグループには、パフォーマンス、観客参加型の作品、大掛かりで複雑な彫刻やインスタレーションなど、第三者と関わりながら制作する形態の作家が多いほか、制作活動以外でも展覧会やスタジオの運営など、共同作業を日々行っています。そこから生まれた個々の接点が一つの輪となり、プロジェクトチームが構成されました。

出品作家プロフィール

あべ さやか

ABE Sayaka

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http://www.sayaka.nlドローイング 映像 インスタレーション

2011 サンドベルグ・インスティテュート 応用芸術科修士課程修了
(オランダ・アムステルダム)
2009 ヘリット・リートフェルト・アカデミー ジュエリー科卒業
(オランダ・アムステルダム)
2004 多摩美術大学美術学部工芸学科卒業(東京)


ニナ・グロッグナー

Nina GLOCKNER


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http://www.ninaglockner.deパフォーマンス インスタレーション

2010 サンドベルグ・インスティテュート 美術科修士課程修了
(オランダ・アムステルダム)
2007 ミネルヴァ・アカデミー 芸術科卒業(オランダ・フローニンゲン)
2003 フンボルト大学 哲学科卒業(ドイツ・ベルリン)


ニコラ・カーカルディ

Nicola KIRKALDY


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http://nicolakirkaldy.blogspot.nlインスタレーション ドローイング 彫刻

2007 王立芸術アカデミー ファインアート科卒業(オランダ・ハーグ)


ユディス・レイスナー

Judith LEYSNER


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映像 パフォーマンス インスタレーション

2008 サンドベルグ・インスティテュート 美術科修士課程修了
(オランダ・アムステルダム)
2006 ヘリット・リートフェルト・アカデミー オーディオビジュアル科卒業
(オランダ・アムステルダム)


宮地 幸

MIYACHI Sachi


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http://sachimiyachi.com彫刻 インスタレーション

2011 サンドベルグ・インスティテュート 美術科修士課程修了
(オランダ・アムステルダム)
2008 ヘリット・リートフェルト・アカデミー オーディオビジュアル科卒業
(オランダ・アムステルダム)
2001 和光大学人文学部芸術学科卒業(東京)


ニシコ

Nishiko


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http://nishiko55.comインスタレーション

2008 王立芸術アカデミー ファインアート科卒業(オランダ・ハーグ)
2006 東京造形大学造形学部デザイン学科卒業


イデ・レックマン

Iede RECKMAN


11.s-Iede-Reckman-Truncated-topology.jpeg

http://iedereckman.blogspot.nl彫刻

2013 グラスゴー芸術学校 ファインアートプラクティス科修士課程修了
(イギリス・グラスゴー)
2003 王立芸術アカデミー ファインアート科卒業(オランダ・ハーグ)


イアン・デ・ラウター

Ian de RUITER


Ian_foto-11_450.jpg

http://ianderuiter.blogspot.nl彫刻

2011 セントヨースト大学院 美術修士課程修了(オランダ・ブレダ)
2007 ヘリット・リートフェルト・アカデミー オーディオビジュアル科卒業
(オランダ・アムステルダム)


篠田 真紀子

SHINODA Makiko


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http://www.makikoshinoda.comプロダクトデザイン

2010 デザインアカデミー デザイン学科卒業(オランダ・アイントホーフェン)
2003 多摩美術大学美術学部工芸学科卒業(東京)


後援:オランダ大使館
   アムステルダムCBK(市立芸術文化会館)

関連イベント

毎週土曜に開催予定
※内容変更の場合があります。詳細はうちのこと及びakibatamabi21の各ウェブサイトにてご確認ください。

■7月19日(土)18:00〜
・オープニングパーティー「引っ越し祝い」
・オープニングパフォーマンス ニナ・グロッグナー

■7月26日(土)14:00〜
・ワークショップ「ピラミッドの構造」 ニコラ・カーカルディ & イデ・レックマン

■8月2日(土)14:00〜
・ワークショップ「お面のこと・お面をつくる」 あべさやか & ユディス・レイスナー

■8月9日(土)14:00〜
・レクチャー「オランダの自由なデザイン教育と卒業後の活動について」 篠田真紀子

■8月23日(土)14:00〜
・ワークショップ「本をつくる」 ニシコ

■8月30日(土)18:00〜
・「国際散歩シンポジウム」 宮地幸 & イアン・デ・ラウター

■9月6日(土)14:00〜
・「和洋折衷お別れ会」14:00〜18:00 ブツブツ交換
・アーティストトーク「ゴミについて」「お金について」14:30〜
ゲスト:谷山恭子 氏(アーティスト)
・クロージングパーティー 18:00〜 
 フードコーディネーター:sippoterry(杉田志保)

谷山恭子
1972年生まれ。愛知県出身東京在住。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒。武蔵野美術大学造形学部修士課程修了。場所の個性を生かした作品を作る。2008年広島アートプロジェクト吉宝丸、2009年大地の芸術祭越後妻有トリエンナーレ、2010年瀬戸内国際芸術祭に参加。
http://www.kyococo.com/

sippoterry(杉田志保)
みんなで囲んで楽しめる食卓/をモットーに、食にまつわるモノコトすべて創る。得意技はカレー&スパイスで、一期一会の不思議な料理を生み出します。
http://sippoterry.minibird.jp/


※不要品あげます
アキバタマビ21での展示の為に購入した材料や機材はアムステルダムでの「うちのこと」展覧会で再利用します。それ以外のもの(展覧会に不用なもの、大きすぎて持ち帰る事のできないもの等)は使ってもらえる方に引き取ってもらえればと考えています。木材(大小)、ブルーシート、紐や、小さな小物が色々あります。ご希望の方はメンバーに声をかけてください。大放出は9月6日(土)の展覧会最終日18:00からを予定しています。

PHOTOS

INFO

開場時間 12:00〜19:00(金・土は20:00まで)
休場日 火曜日
入場料 無料
アドレス 〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
TEL/FAX 03-5812-4558
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