EXHIBITIONS

せいめいのれきし

2011年4月23日(土)〜5月22日(日)
11:00〜13:00/14:00〜19:00 火曜休場

利部志穂 若林勇人 荒川徹 横倉裕司 中谷ミチコ 川西隆史 大室佑介 高内陽彩 井出賢嗣 野沢裕

「せいめいのれきし」


長い長い宇宙の成り立ちの時間。
何億、何兆という星の集まりである、銀河系と呼ばれる星雲のひとつである
太陽が生まれ、生命が始まってから。
日光によって、生命が誕生し、人へと変化してからの、とても短い時間。
歴史として人間を捉える。
自らの一生は長く、全てと、感じる一方で今までの宇宙の発生からの時間にとっては、一瞬に過ぎない。
遠くと近くの視点をもって世界を見る。
個人の物語では、留まることのない、その外側。
それぞれの作品によって向かうイメージやストーリーのその先へ


ここで展示する10人の作品(あるいは視点)は、一見して違う見た目や方法をしているのだけど、何か共通する、ある一定の緊迫感を持つ。それは、きっと、今ある美術とか、アートとか、そういった言葉の中でどう位置づけられるか。とか今いる人の幸せのためにとか。

そういう、即効性のあるものではないかもしれない。けれど、いつの時代にも、どんな状況でも、全てのものに共通する、存在や気配があると私は思う。それらは、もしかしたら人間の世界の、今ある言語ではたどり着けないかもしれない。だからこそ、誰にも寄らない、地上の全てのものを、全く包まない、と同時に包 んでくれる厚い包容力を感じる。

少なくとも私には、そういう存在が自分の生きている場所の同じ、地平線上にあると思うだけで、なんとか今日を起き上がる動機の一端として、作用してくれる。 彼らは、そんな感傷的な私の想いなんかとは、全く関係なく、熱く命を燃やし、それぞれの見えるものを、ただ、見えない要請に従って、追い続ける。

私もまた、そうありたいと、また、強く拒絶する日々をただ、見据えていく。目が瞑れてもかまわない、真理に触れることができるなら。初めて出会った時に感じた、好きとか嫌いとかわからないどうしたらいいのかわからない。どうにもならないような感動を。

ただ、静かに、強く、追い求める。

2011.04 利部志穂

出品作家プロフィール

荒川 徹

ARAKAWA Toru

(サブネイチャー研究)
1984年、福島県生まれ。2006年、多摩美術大学美術学部芸術学科卒。セザンヌ、現代芸術、近代化遺産における物質的な情動について研究と制作を行う。批評に「マテリアル−情動のタイムドメイン」『REVIEW HOUSE 2』(2008年)など。また「光と知覚をめぐる年表」の執筆を『ライト・[イン]サイト』展(NTT ICC、2008-2009年)で行う。東京藝術大学を初め、国内外でのレクチャー多数。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。日本学術振興会および東京大学UTCP研究員。
http://savageriver.tumblr.com/


井出 賢嗣

IDE Kenji

1981 神奈川県生まれ
2006 多摩美術大学大学院絵画専攻修了

主な個展
2008 「夢から覚めたら夢だった」Art Center Ongoing(東京)
2010 「ポールは僕が好きで、僕はジャッキーが好きでした」Art Center Ongoing(東京)
   「ここに住もうと思ってます」遊工房アートスペース(東京)

主なグループ展
2007 「アレ地獄」青梅織物工場(東京)
   「新公募展」広島市現代美術館(広島)
2008 「Vrishaba through Mithuna」hiromi yoshii(東京)
2009 「Hidden Place」turner gallery(東京)
2010 「AIR」台北芸術村(台北)
   「melon float & shop」シャトー2F(東京)
   「群馬青年ビエンナーレ」群馬県立近代美術館(高崎)

プロジェクト
2010 「台湾慕情エトセトラ」blanClass(横浜)

受賞歴
2010 群馬青年ビエンナーレ奨励賞


大室 佑介

OMURO Yusuke

1981 東京都生まれ
2005 多摩美術大学環境デザイン学科卒業
2007 多摩美術大学大学院デザイン専攻修了
   磯崎新アトリエ勤務
2009 大室移築アトリエ(現 大室佑介アトリエ)設立
   多摩美術大学芸術人類学研究所 特別研究員

展示
2006 「重たいこと」多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(利部志穂との二人展)
   「西分芸能舞台」青梅 西分神社
2007 「ときめきエンカウンター」秋葉原 UDX
2008 「地鎮」gallery 1/3
2009 「想起−アドルフ・ロースへの手紙」秋山画廊
2010 「翻訳 NEWSWEEK SERIES 2008」秋山画廊
   「pint 焦点」秋山画廊(鈴木繭子との二人展)
   「眼の構造、あるいは重力」秋山画廊(今井大介との二人展)
   「U-30 30歳以下の若手建築家による建築の展覧会」大阪 ATC

受賞歴
2005 せんだいデザインリーグ 卒業設計日本一決定戦
   「gernika"GUERNIKA"museum」日本一
2006 ユニオン造形デザイン賞「あこがれの家」佳作(大西宣彰と共同)
2010 AR award 2010「The Cabins」入選


利部 志穂

KAGABU Shiho

1981 神奈川県川崎市生まれ
2004 文化女子大学立体造形コース卒業
2007 多摩美術大学大学院彫刻専攻修了

主な展示
2007 「甑島でつくる。」(鹿児島)
   「フォント ~で日を見る」なびす画廊(東京)
   「家を持ち替える」旧作家住居の解体場所(神奈川)
2008 「家を持ち替える」(企画:鷹見明彦)表参道画廊(東京)
   「新世代への視点−画廊からの発言」(主催:東京現代美術画廊会議)なびす画廊(東京)
2009 「ENTRANS FIELD−耕せる民」なびす画廊(東京)
   第1回所沢ビエンナーレ美術展「引込線」西武鉄道旧所沢車両工場(埼玉)
2010 「VOCA展2010」上野の森美術館(東京)
   「data and vision」AKI Gallery(台北 台湾)
   「back to the drawing board」geh8(ドレスデン ドイツ)
   「脱臼」island(柏/千葉)
   「serendipity 妙のとき」(企画:森啓輔)switchpoint(東京)
2011 「返る 見る−彼は、川を渡り、仕事へ向かう/公開制作51」府中市美術館(東京)
   「ArtfullJack![Ladies and Jentlemen]」シャトー小金井(東京)
   「発信//板橋//2011 けしきをいきる」板橋区美術館(東京)
   「こい、来る う とき」Art Center Ongoing(東京)


川西 隆史

KAWANISHI Takashi

1979 神奈川県生まれ
2004 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業
インスタレーションユニット「SONTON」をはじめ絵 音 立体などジャンルを問わず活動中

展示
2006 「取手アートプロジェクト2006」(茨城)
2007 「Digital Art Festival Tokyo」(東京)
2008 「KITA!!〜Japanese Artists meet Indonesia」(National Museum Jakarta, Indonesia)
2010 「No Man's Land The France Embassy in Japan」(東京)

高内陽彩

TAKAUCHI Hiiro

1982 栃木県生まれ
2007 多摩美術大学彫刻学科卒業

展示
2006 ギャラリー彦(西荻窪)
2007 ZAIM(横浜)
2008 巷房2(銀座)
   もえぎ本店(益子)


中谷 ミチコ

NAKATANI Michiko

1981 東京都生まれ
2005 多摩美術大学彫刻学科卒業
2010 ドレスデン美術専門大学彫刻科卒業

個展
2009 「Beautiful Fish」Bank ART Mini Gallery
2010 「そこにあるイメージ」 森岡書店
2011 「境界線のありか」横浜美術館アートギャラリー1

主なグループ展
2008 「gehaeus」Gallery Delikatessenhaus(ライプツィヒ)
   「Animals」Poge-haus(ライプツィヒ)
2009 「nei loro occhi」Palazzo Albrizzi (ベネチア)
   「nichts mit -ung」Villa Eschebach(ドレスデン)
   「unser Haus ist eurer Haus」(ミュンヘン・プラハ)
   「POTEMKA GROP SHOW!!」GALERIE POTEMKA(ライプツィヒ)
2010 「VOCA展」上野の森美術館(東京)奨励賞
   「tmp.potemka / vice.versa Berlin leipzig」tmp.plate(ベルリン)
   「DRESDEN DEINE MUSENNESTER」Galerie Rothamel (エアフルト)
   「back to the drawing board」geh8(ドレスデン)


野沢 裕

NOZAWA Yutaka

1983 静岡県生まれ
2008 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業
2011 東京芸術大学大学院絵画専攻修了

展示
2007 個展「あの風景をここに持ってくる」nodeギャラリー(東京)
   「KOSHIKI ART PROJECT」甑島(鹿児島)
   「Continue Art Project 2007」アーティスト・イン・レジデンス 大島(新潟)
   「2006 Continue Art Project 2006」アーティスト・イン・レジデンス 大島(新潟)
2008 「N2Y et,et,et,」Zokeiギャラリー(東京)
   「JEANS FACTORY ART AWARD 2008」準グランプリ 高知市文化プラザかるぽーと(高知)
   「サスティナブルアートプロジェクト2008 "事の縁"」旧坂本小学校(東京)
   「KOSHIKI ART PROJECT exit exhibition #01」ARTZONE(京都)
2009 「no name」ZAIM(横浜)
   「no name」旧立誠小学校(京都)
2010 「REV オープンスタジオ」REV(神奈川)
   「GTS Sightseeing Art Project 2010 "記憶の森 夜の上映会"」大横川親水公園(東京)
   「Story of the Island展」小豆島AIRアートプロジェクト
2011 「第59回東京藝術大学卒業・修了作品展」


横倉 裕司

YOKOKURA Yuji

2007 多摩美術大学大学院彫刻専攻修了

展示
2007 「ART AWARD TOKYO」 行幸地下ギャラリー(東京)
   「ART PORTFOLIO in ARTZONE」 ARTZONE(京都)
2009 「10th Spiral Independent Creators Festival」Spiral (東京)
2011 「Next Art 展」 松屋銀座(東京)


若林 勇人

WAKABAYASHI Yuto

1980 東京都生まれ
2003 日本大学芸術学部写真学科卒業
2003 広告制作会社入社
現在、フリーランスフォトグラファー

写真展
2001 個展「applique」ギャラリーニエプス(東京)
2002 グループ展「east meets west」目黒区民ギャラリー(東京)
2003 受賞展「0号展」トーキョーワンダーサイト(東京)
2004 受賞展「APA賞展」東京都写真美術館(東京)
   受賞展「epson color imaging contest」スパイラルホール(東京)
2006 個展「湖のほとり」PUNCTUM Photo + Graphix Tokyo(東京)
   グループ展「Ihooq production session 1」ギャラリー・ルデコ(東京)
2008 個展「草の上の昼食」新宿ニコンサロン(東京)
   個展「草の上の昼食」P.G.I. (東京)
   グループ展「写真と本と」portgalleryT(大阪)
2010 個展「消去」ギャラリー冬青(東京)
   グループ展「DOOR to DOOR 2010」portgalleryT(大阪)
写真集 「草の上の昼食」冬青社(2008年出版)

受賞
「0号展」入選(2003)
「APA賞」経済産業大臣賞(2003)
「epson color imaging contest」特選(2004)

関連イベント

●オープニングレセプション
2011年4月23日(土)18:00〜20:00(無料)


●ライブパフォーマンス
2011年5月7日(土)17:00〜(無料)


●シンポジウム「情動のスケール」
2011年5月14日(土)17:00〜19:00(無料)
パネリスト:荒川徹(司会)、沢山遼、石川卓磨
泣いたり震えたりする人間や動物の体の変化=〈情動〉を、感情をもたない人間以外のモノや自然のスケールに適用したときに見えてくる、人間と非人間のつながりを現代芸術から考えます。

PHOTOS

INFO

開場時間 12:00〜19:00(金・土は20:00まで)
休場日 火曜日
入場料 無料
アドレス 〒101-0021
東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
TEL/FAX 03-5812-4558
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